2015.03.25 Wednesday 18:56

背中のコリをみて内臓を整える

背中のコリをみて内臓を整える

背中のコリはなぜ起こる?

鍼の深さや刺激について。
強い刺激・からだの深い部分の鍼(刺激)だけでは、
からだは変化してくれない。


―背部兪穴と腹部募穴図―


鍼灸の経絡の図を見ると、
背骨の高さに応じて五蔵六腑(六臓六腑)のツボがあることがわかります。

背中のツボを順番に軽く圧してゆくと ―

コリのあるところ、痛く感じるところ、強く圧して心地よく感じるところなどがあり、
どの場所も同じ感覚ではないことがわかると思います。

鍼灸では、その違和感があるところがそのままその内臓の機能低下をしているところとみてゆきます。

ですから各々、『〜兪』という五蔵六腑(六臓六腑)の名前が着いたツボの名称になっていて、
字のごとく『その臓腑を癒やす』ツボというそのものズバリの名前になっています。

しかし、鍼灸師やマッサージ師は、そこを強く圧したり、
深い鍼をしてもその場はとても心地よくてもまた数日すると同じところが凝るということを自分ですぐに体験します。

よく「マッサージをしてもすぐにまた元に戻る」ということをよく伺います。
私たちも出始めの頃にはこれに苦しまされます^^;
それはからだ全体を見ずに凝っているところしか意識がいかず、
そことの関連する根本部分に目がいかないためにおこってしまうことです。

そのようなことは鍼灸師、マッサージ師なら始めのうちは誰しも経験することです。

マッサージや指圧でも、施術者の身体感覚やからだのみかた(診察)によって
強弱のコントラストや施術する部位などを明確にすることで
鍼灸と同様以上の効果を先人達はあげてきました。


からだ全体をみる古来の鍼灸の方法では、
手や足の関連するツボとペアのように使って
それらの気の流れを通じさせるという方法を使うようになります。

そうなると1年同じ背中のツボに鍼を行ってもいつも取れなかったコリがなくなるようになります。
もちろん飲食の不摂生や疲労などでその内臓が機能低下したときには現れますが、
頻度やコリ感の深さがまったく異なります。

ですので「マッサージや指圧の強さや刺激では物足りないので鍼灸を」
というのは鍼灸というものの今までのイメージなどによる誤解なのです。

数年来の慢性的な内臓の機能低下では、数回の繰り返しの治療が必要ですが、
ここ数日〜数ヶ月単位の病の浅いものは、
鍼でなくとも、背中と共に関連する手や足のツボを軽く刺激することを1分ほど加えるだけで
その場で背中のツボの違和感はなくなり、胃腸薬を服用するよりも自然で十分なものがあります。

強く圧するそこだけの刺激だけではむしろ病やコリは1年やっても変わらず、
逆に病を固定化してしまい、鍼や強いだけの指圧などによる医原病になってしまいます。

鍼灸師が深い鍼はともかく、軽刺激をも重要視するのは、
鍼というものが、指や手では探れない体内深くの強い刺激をあまりに簡単にできてしまうからです。
そして、心地よさのあまりにそれを自身に何度も強く行っても
自分自身のからだが全くよくならないことを身をもって何度も体験してきているためです。

刺さない鍼や軽い指などでの刺激、鍼の深度の重要性は、
病の深さなどとの関連をみているものなので、
単なる刺激の強さや鍼の深さがよく効くということや、
速効性が出るということとは全く異なる概念のことなのです。


背中のコリをみて内臓を整える ― 背中のコリ感を瞬時に取り除く方法 ―


[その他、参考]

カイロプラクティック
AK アプライドキネシオロジーの
背中とお腹の神経リンパ反射ポイント

ある筋肉の筋力低下回復のリンパ反射のポイントとなっているからだの図です。


『霊枢』背腧篇(51)篇


 

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