2014.12.12 Friday 19:01

『井穴(指先のツボ)のハリでストレスを抜こう』

指先はむくんでいないほうがいい!

指のササクレが多い原因の一つにストレス過多があります。

指先の井穴(せいけつ)からストレス(邪)を抜きましょう!

指先の井穴にほとんど痛み無くハリをしてストレス解消!


◆現代医学でいうストレス過多の状態を東洋医学でみると...

東洋医学ではからだが無理して頑張っているストレス過多状態のことを、
「肝うつ」(肝気うっ滞)と呼びます。

肝臓は『やる気』(頑張ろうとする力)を主る臓器と考えられています。
その状態は眼力(めぢから)などに現われるといわれ、
また血液量の調整や筋肉自体の力とも関係が深いといわれます。

カーッと怒ったときや頑張りすぎが続いているときには脳圧や眼圧、血圧も上がり
一時的には白眼に血管がみえたり、赤くなったりする状態などは、
『肝火上炎』(かんかじょうえん)ともいわれ高血圧や心臓、脳の状態の危険信号です。


バランスよく『やる気』がある状態がいいのですが、どうしても亢進し(高まる)やすく、
頑張りすぎるきらいがある臓器で(肝の働きは亢進しやすいです)、
この状態になってしまうと、
全身の気や血の流れがスムーズに流れず、うっ滞を起こすと考えられています。
(肝臓という『やる気の臓器』は、
気や血の流れに影響を与えやすいものと考えられているのです)

気功などでも、リラックス=疏肝(そかん) といわれ、

なるべく肝臓をリラックスさせるイメージすることが重要なことです。



ストレスにも様々なものがありますが、この場合は気張って緊張が続いている状態です。
現代医学でいう交感神経が働き興奮状態のようなものが続いている状態です。
リラックスしたときに働く副交感神経が働きずらくなって交感神経ばかりが働き、
からだがゆったり休めずにリラックスができにくいからだの状態です。

現代社会で多いのは、頭脳労働が続きからだをあまり使わずに脳ばかりが働いていて
緊張が続いているような状態で、疲れ具合がわからなくなって行過ぎると、
過労死などのようになってしまいます。

私達がからだの状態をみていてよく気付くのは、手や足の指先や爪の周囲がパンパンに張った
状態になっていることが多く見られます。
また指先のササクレなどが起こり、爪周囲もパンパンな状態です。

元々指の先のツボは鍼灸では、井穴(せいけつ)と呼ばれています。
からだに溜まったよくないもの(邪)を抜くためや救急の場合などに足の裏の湧泉という
ツボや手のひらの真ん中の労宮というツボと共によく使われます。

指先の井穴は、脳梗塞などの救急時にここにハリをしたり、瀉血(しゃけつ)をしたりする
と予後がかなり良いという報告が多く、昔から意識混濁状態からの蘇生などでも使われてきた
良く知られたツボです。作用や速効性が強いツボとしてもよく知られています。

私が感じるのは、ストレス過多で脳に血流量が多く鬱滞しているような状態のときに、
指先がパンパンに張ったような状態になっていると感じます。
その方によってはササクレが多くなります。

脳の総体的な血流量が多く、うっ滞気味のときに指先にうっ滞が現われるのではないか?
と感じています。

からだよりも脳を過剰に使いすぎている状態の方に多く、ストレス過多、緊張状態が
続いているときに指先が張っていることと関係していることがかなりあります。

ちょうど脳圧が亢進しているような状態なのでしょうか。

脳の感覚野の支配領域をみて指先は大きいことはよく知られています。
また、長年鍼灸治療で行われてきたことと、今日様々な臨床報告などと照らし合わせると、
指先と脳とは密接に繋がっていることはよく知られています。
私は慢性的な頭痛もちの方の治療でもよく使います。

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では、これらを実際の治療ではどのように行うのか?というと。

まず御自身手の指の関節の動きの曲がりやすさを感じてもらいます。

鬱滞して浮腫んでいる指は全てのこともありますが、その中でいくつかの指を選び、
より曲がりにくい指の先のツボにハリをします。

(指先付近の反応の出ているところ(井穴)にハリをします)


※当院では指先(爪の周囲)というかなり敏感な部分にハリをするのですが、
ほとんど無痛でハリをしますのでどうぞご安心下さい。

その後、ハリを抜いた後に指の血流のうっ滞が除けるので、
指の曲がりやすさがスムーズになっていることをその場で感じて頂けます。

『瞬間経絡現象』というもので、刺鍼直後に関節の動きやすさを実感して頂けるものです。

このようにして、井穴にハリをしてからだの緊張を抜く、脳のうっ血状態を和らげる
という作用があります。


指先のうっ滞 = 脳の血流のうっ滞


を除くことでからだの緊張状態を改善し、脳圧の亢進状態が緩和され、よりリラックスした
状態にしてからだのバランスをよくするというものです。
もちろん高血圧の方にもよく行います。

御自身で日頃の体調の目安にもなります。

指先を軽くつまんで揺すってみて緩みがない状態のときはストレスが強いかもしれません。
軽くそのまま揺すってあげて、ストレスを抜いてあげて日々の体調管理にお役立て下さい。


 

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