2014.09.30 Tuesday 17:05

『アトピー性皮膚炎、肌の状態を整えるための 水を使った後や日常の対策』

『アトピー性皮膚炎、肌の状態を整えるための
水を使った後や日常の対策』

まず、洗いものなどで水をよく使う方は濡れた手の
乾布摩擦のように手を乾いたタオルでよくマッサージしてあげて下さい。

通常は強くゴシゴシこするというほどの刺激ではなくても十分です。
東洋医学では肺と皮膚は同一です。

肺や皮膚というのは東洋医学ではデリケートな外界との接触する大事な
働きを持っていると考えられています。
優しく丁寧にさすってあげて下さい。
そしてほんのたまに活性化のための強めの刺激です。

私も職業柄、手を頻繁に洗うのと、また通常の方よりも手の感覚には鋭敏になりがちです。
何か作業をしたりした後(木工や土いじり)などの後は手が荒れて
通常より硬くなってゴワゴワした感じがします。
(洗いものではよほど強い洗剤を使わない限りすぐもとの状態に戻ります)

(通常鍼灸師などは手の感覚を大事にするため、
このような作業は「ご法度」といわれたりすることもありますが、
私はむしろ手の感覚を磨くために、
やりたくないと感じることが多いのですが、
どんなことでも手を積極的に使うよう心がけています^^)



まずは手を丁寧に洗った後によくタオルで拭き取り、
その後『タオルの乾いたところで軽く擦る』ことを丁寧に行うのがいつもの方法です。

その後、手と手を合わせて揉むようにさすると発汗(不感蒸泄)や油が出てきて
潤ってくるのを感じます。またその時自分の手の感触を感じてみて下さい。
日々皮膚の感覚をなるべく感じるようにしてみてください。
自身の手で触っている自身の皮膚の感覚を感じるだけで皮膚は変化します。

私自身は、そのような感じで施術前の手の感触をつくっています。
そのときに前腕や二の腕から肩のほうまでさすり自身の腕全体の皮膚の状態を整えています。

また施術者により様々なご意見を伺うのですが、
私はオイルやクリーム類はめったに塗りません。
施術するときの感覚が表面がコーティングされてしまいいつもの感覚と異なるのが
少し気になるからです。
いつもどうりの自然な状態のままの手が一番わかりやすいと感じるためです。

御自身に合ったその時々のオイルやクリームの使い方を感じてみて下さい。
参考になればと思い書いてみました。


その他、
座った状態での仕事などをしているときは、足首を数時間に一度回したり、
足の皮膚を擦ったりします。
たったこれだけのことでも皮膚の表面の寒えを抜くことができます。

マッサージの軽擦というはじめの段階の刺激もまずは表面の寒えを取り除くと
いう大事なことなのです。





東洋医学では皮膚は肺の一部(延長)です。
皮膚呼吸や発汗(不感蒸泄)は肺の働きと密接に関係しています。
発汗(不感蒸泄)調整は肺の働きと考えます。

乾布摩擦での皮膚の刺激により、肺を丈夫にして風邪をひきにくいからだを
つくるというのは日常の生活の知恵と重なったもので、
昔から肺の機能を強くすることが知られています。
同様のことが東洋医学の書物では書かれています。

アトピー性皮膚炎の出ている皮膚の部分と症状が出ていない皮膚を比べて細かく
みてゆくと、健康な皮膚にみえるところでもしっかり発汗(不感蒸泄)をしているところと、
発汗(不感蒸泄)をしていないところがあります。

夏が過ぎ秋が深まるにつれ、下半身の足の表皮から寒えが入り、
夏のように自然と発汗(不感蒸泄)できる状態とは異なり、
下半身からの発汗(不感蒸泄)が減少します。
ひどくなると皮膚にカサツキ・乾燥が出てきます。

気温が下がる冬場はとくに足の表皮の症状が出ていない部分の
乾布摩擦のマッサージをすることにより、下半身の発汗(不感蒸泄)を促してあげると、
アトピー性皮膚炎の出ている皮膚の部分の負担が減らすことができ、
症状を緩和することができます。

そしてそのようなからだ全体をみて肺の機能を高め、
他の臓腑とのバランスをとってゆくことが、
アトピー性皮膚炎の出ないからだへの体質改善につながってきます。


下半身やアトピー性皮膚炎の出ていないところの皮膚刺激もとても重要なことなのです。





 

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