2014.06.19 Thursday 23:38

『シャワーで風邪を抜く』

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『少し熱く感じるシャワーで、初期の風邪を抜く!』

『体表・皮膚から邪を抜く』古からのデトックス。

自宅で簡単に誰でもできる
初期のカゼを抜く方法。

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東洋医学ではカゼ『風邪』は
体表(皮膚) → 体内(内臓)に
入ってゆくと考えています。

よくカゼには『葛根湯』や『桂枝湯』というのは、
体表(皮膚)にカゼ(冷え)が入った状態に
発汗させて抜くという状態(時期)のことです。


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(専門的には『太陽病』といったり、
『傷寒、寒熱病の初期』などといったりして、
『表寒証』といわれるものです)

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要するに発汗してカゼが抜ければよいので、
他にも体表(皮膚)を刺激することなら、

乾布摩擦、
単なる運動、
入浴・サウナ

で発汗することでもいいのです。

また、カレーなどを食べてスパイス・香辛料

で発汗させるのも同様です。

(この時、体表に強い寒えがあると
なかなか汗が出にくい状態となっています)


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実際のはり・きゅうの治療では、『散鍼』といわれる方法が使われます。
ハリ先を皮膚にほとんど刺さずに、
「チョン、チョン、チョン』とリズミカルに刺激してゆき
『寒えの邪』を抜く方法が
用いられたりします。

その他にハリでは、最近、美容やエステでも取り入れられている
ローラー式のはり、小児鍼、てい鍼と呼ばれる、
刺さないでツボや経絡を刺激するのみの治療法を用いたりします。

これらを行うときには、
体表(皮膚)の冷えがあると、
受ける側は、

「チクチクする感じが異様に強く感じます」。

(皮膚上に感覚異常や体表(皮膚)温度の異常のある箇所ができる)
このチクチク感は、
すごくイヤな感じがし、痛みが強く感じることが多いです。
寒えが強いほど知覚異常は強くなるからです。
実際にこういった皮膚の部分は他人から触れられるのを嫌がり、
自分でも無意識的に触れるのを避けている
からだの箇所になっています。
(からだを洗うときに避けていたりする
→ 自分でのマッサージをあまりしていない箇所)


そして、
『風邪が出入りする際』には、『ゾクゾクッとする感じがする』と
私達が身近に感じることがらについても、
古い書物によく登場する言葉として、
様々なところに書かれています。

さらに強い長年の寒えになると、知覚麻痺の状態になってしまい、
逆に痛さもあまり感じず、
触れた感じさえもわかりにくい状態になってゆきます。

皮膚の角質化(足のかかとやタコなども、寒え=血行不良です)



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まず、自宅で誰でも簡単にできることは、
少し熱く、チクッと感じるシャワーで、
表寒(体表の寒え)を抜くことです。

体表(皮膚)の大切な働きは
外界からからだを守ること、
発汗による、体温調節・解毒などです。

からだのある部分の表面にこのような状態が起こると、
皮膚の異常な感覚は感じずとも、
無意識的(神経の伝達)には、
常に、脳には知覚が鈍いなどと、
感覚の異常のことはしっかり伝わっています。


私達のからだ全体の感覚としては、
『何だか不調な感じがする』と感じたり、
体温調節が働かないので、ひどくなると、
自律神経の失調状態になってしまいます。

慢性疲労感、いつもだるい、元気が出ない、
口数が減る(あまりしゃべりたくない)
抑欝感(発散できない状態、
汗が出ていないとそのような感覚になりやすいです)
など。

そのような意味で、皮膚(体表)、からだが
季節や外界、環境に適応できない状態なっていることを
東洋医学でいう『かぜ』
といっても差し支えないように思います。

古い書物によると季節・外界と体の適応状態が
どのようなバランス状態にあるかによって
治療法が異なるために
何度も、しきりにこのことは語られています。


私達は無意識的には、
常に環境の温度・湿度などに影響されています。
からだは時間や季節と共に変化しています。

(季節ごとの「平脈」といわれる、
季節に合ったからだの脈
標準な脈状がまず重要とされます)

さらに脈の状態やからだを細かくみると、
朝と夜では全く異なるようなからだになっていることは
自然な流れでもあります。




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体温調節や排毒の出来ない皮膚の状態が繰り返されると、
病が次第に内臓深くに入ってゆく。
東洋医学ではそのように考えているようです。

『カゼは万病のもと』

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上記のシャワーなどの『発汗法』でスッキリ感が出て、
体調が元に戻った感じになれば、カゼの初期の
『太陽病』だったということです。

それでも十分ではないと感じる場合は、
体内に入ったものを除かなければならない。
とみてゆきます。

そこから進んで他の状態になった場合、
いくつものカゼが重なっている場合など、
葛根湯や桂枝湯の『発汗法』ではカゼは抜けない、
ということです。

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からだの感覚に少しだけ目を向けてあげて、
毎日を過ごしていると、
小さなカゼを頻繁に引いていたりすることもあることに気づきます。

あまり汗をかいていないようでしたら、表寒(体表のかぜ)
が積もっているからだの状態かもしれません。
ぜひ試してみて下さい<(_ _)>


『未病』という独自の考え方で
季節ごとに変化する『からだの状態』と『風邪』を
みてゆくのが東洋医学のからだの観かたです。


ぜひ、当院でハリやお灸のからだに優しい
(痛みがほとんど感じません^^)
伝統的なハリとお灸による治療法を体感してみて下さい。


葛西 ほうらい鍼灸 九鍼堂  03-5676-5900


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