2013.06.08 Saturday 20:36

★カゼと食べ物★

★カゼと食べ物(食欲)★

 熱病(広義のいわゆるカゼ)がすでに癒えたはずなのに、時に余熱(邪)が残る時があるのは何故か?

 余熱が続く人は、熱がひどい時に無理に食べたため、熱がスッキリと下がらず残ってしまう.

 このような人では、病がすでに衰弱しているのに裏(五臓)に熱があり、
その時に強いて飲食して体内に入れると、食物は消化されにくく、食べ物の残渣により熱を生じる.五臓の余熱と食べ物の熱が結合するためにさらに余熱が続いてしまう.

 よくわかりました.では余熱を治めるにはどうしたらよいか?

 その虚実をよく視て、逆治と順治に従えば必ず已(癒)えます.

 熱病の際には何を禁ずべきか?

 熱が少し下がってカゼが回復してきた頃には、肉類などの消化の悪いものを食べれば再発し、多食すれば余熱(邪)が遺ってしまいます.そこで熱病のときには肉類や多食を禁じているのです.




 ◆ポイント・・・飽食の今は、風邪の時は無理して食べようとはしない方がいいかもしれません。良くなると自然と食欲が湧いてきます。その頃からさっぱりとした消化の良いものを少量ずつ摂るといいです。





 
帝曰.熱病已愈.時有所遺者.何也.
岐伯曰.諸遺者.熱甚而強食之.故有所遺也.
若此者.皆病已衰.而熱有所藏.因其穀氣相薄.兩熱相合.故有所遺也.

帝曰善.治遺奈何.
岐伯曰.視其虚實.調其逆從.可使必已矣.

帝曰.病熱當何禁之.
岐伯曰.病熱少愈.食肉則復.多食則遺.此其禁也.



帝曰く、熱病已に愈えて、時に遺る所あるとは何ぞや。
岐伯曰く、諸々の遺れる者は、熱甚だしきに強いてこれを食らわしむ。故に遺る所あるなり。此くのごとき者は、皆病已に衰えて、熱蔵する所あり、其の穀気相い薄(せま)り、両熱相い合するに因るが故に遺る所あるなり。

帝曰く、善し。遺れるを治することいかん。
岐伯曰く、其の虚実を視、其の逆順を調うれば、必ず已(い)えしむべし。

帝曰く、熱を病めばまさに何をかこれに禁ずべきや。
岐伯曰く、熱を病みて少し癒ゆるに、肉を食らえば則ち復し、多食すれば則ち遺る。此れ其の禁なり。


 『素問』熱論篇第三十一より

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